2010/05/14

アイデアを早く形にするための仕組みづくりの大切さ

誰かがtwitterでホリエモンにツイートした昔の記事がホリエモン自身がRTして回ってきたので読んでみたが、組織を形成していく上で大切なことが書かれていたので個人メモ的に赤ペンチェック。

ビジネス交流サイト「インタビュー・株式会社オン・ザ・エッヂ 代表取締役兼最高経営責任者 堀江 貴文」 @NBC-Online

何をやればいいのかというのはだいたいわかっていたのですが、ただ、それをやるための体制を作ろう、というのがまず初めに私の中にあったんですね。
とにかく「作る」というニーズがすごくでてくるので、それを作るためにはどういう企業であればいいのかというのを考えて、プログラマーがいて、デザイナーがいて、営業がいて、ディレクションできる人間がいて、サーバーを管理できる人間がいれば、一通りのことはできるということで、最小構成で始めて、それに肉付けをしていくという形で進めてきました。既にそういう体制ができていまして、そこへ仕事をぶち込んでいく。 
そういうビジネス作りというのを、仕掛けとしてやってきている状況ですね。ひとつひとつ考えて、考えればあとはもう作るだけなので、作る機能は全て備わっていますから、アイデアを早く立ち上げることができます。   
(上記リンクより抜粋)


2002年に書かれた古い記事ですけど、これからアイデアを持って起業したいって人には当たり前の事が再確認できる文章ではないかと思うわけです。特にIT業界の回転の速度は他業界を群を抜く速さ。いかに早くアイデアを形にして公開していくかが重要です。
もちろん資金が無い時期は自分で出来るだけのことはやらなくてはならない状況がのしかかりますが、自分の時間は有限なので、いつかは誰かに仕事を任せる時期がくると思います。
そこで仕事をしていく上で、自分の考え・アイデアを上手くかつ早く他の人に伝えることで、組織はうまく回っていくのではないでしょうか。
上記のホリエモンの言葉は一つのヒントで全ての組織に当てはまる事ではないでしょうが、初めから自分の事業を形作っていくための最小構成はどんなものかを思い描いておくことは非常に重要だというのを痛感しました。

しかし、その組織のメンバーを何も従業員として雇う必要は今の時代は無いと思います。
これだけ身の周りでフリーランス・個人事業主・週末起業家が増えている時代ですから、各々が持つ特徴をうまく取り入れていけば、会社という形ではなくとも組織作りというものは可能になります。
そんな中で参考になるのが以下の記事。

ネットサービスで起業するならディレクション能力は社内に : ロケスタ社長日記

株式会社ロケットスタートという会社は、上記の僕の考えを実践しているという組織です。
最近は湯川鶴章さんが編集長を務めるブログメディアTech Waveなどもそのような最小構成の組織ですね。

以下の本も参考になります。
小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則

これから最小構成でも大きな仕事をしていく組織はどんどん増えていくのではないかと感じた次第でした。

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