2010/05/17

「光の道」 孫正義×佐々木俊尚 対談について

う既に数日が経過してしまいましたが、ネット上で話題になった「光の道」孫正義×佐々木俊尚の対談をご覧になった方も多いでしょう。
ネット上ではとことん語り尽くされたと思うので、ここでは極々簡単に感想を述べたいと思います。

まず全体の会話からのお二人の印象として、
孫さん = 実業家、理想家
佐々木さん = ジャーナリスト、現実主義、質問力、素晴らしい引き出し役
ということが感じられました。

しかし、孫さん、佐々木さん共にプレゼンテーション能力が本当に素晴らしい!
特に孫さんのプレゼン力は見た人に総じて「凄い!」と言わせる程なのですが、結論やヴィジョンを先に出し、一つのスライドを見ただけでわかるようにしているところ。
孫さんのプレゼン力については以下のリンクが詳しい。

僕は孫正義氏のヴィジョンには全面的に賛成します。描いている理想、掲げられている志も高くて素晴らしい。
佐々木氏は全面反論という記事を書いていますが、これは孫さんの「光の道」は辞めるべきだ、と言っているのでは決してなくて、プラットフォーム構築を押し進めるべきという点の優先順位の問題でしたが、最後には孫さんに「光の道も、プラットフォーム構築も両方大事。」と言わせてしまったり、決して聞き上手とは言えない孫さんが『日本のため』と捲くし立て反論しずらい中、機を見て「ソフトバンクの利益」が隠れてないか追求し、場面によっては他の道を提案する、冷静で賢明な佐々木俊尚さんには脱帽。
上杉隆さん同様、これが本物のジャーナリストの仕事なのだと思い知らされました。

会話やプレゼンの中で、未来の教育や医療などの現場の描写が垣間見られ、僕もビジネスアイデアが続々と沸いてきました。

以下、対談の中からの赤ペンチェックです。

政治家の本当にしなくてはいけない仕事は葬式やお寺参りではなく、法律をつくることだ。

1、クラウド上に大量にデータを置いておけるサーバー
2、そこからリアルタイムに端末にデータを送るインフラ

共通化をするということがプラットフォームの鍵

ADSLはダウンロードには強いがアップロードにはとにかく弱い。
これから20、30年後のクラウドをベースにした世の中ではそろそろインフラのパラダイムシフト。

医師会が反対しようが、議員が反対しようが、全員なぎ倒していかないかん!

「情報アクセス権」を国民の基本的人権に入れるべき!

日本は下のレベルに視点を合わせすぎる。

インターネットの世界は国境を超えた!日本のためだけと小さなことをいわず、アメリカ、中国、韓国みんなで国際的なプラットフォームを競い合わなければ。

泣きたくて叫びたいほど日本人になりたくて、日本人になった人が何人いるんだ!?自分の愛するこの国に貢献するために、何のためらいがあるんだ!

softbankcorpは天下りを100年拒否している

龍馬は敵である幕府には外国から調達してきた武器を渡さなかった。softbankも革命途中に敵に武器を渡すわけにはいかない。

新しい文明の利器。

4 件のコメント:

  1. なにかのヒントになれば良いね。
    孫さんは最初は翻訳機やねんて。
    その翻訳機を持ってサンヨーや松下や持って行って出資を募ったけど
    相手にされず、うちの義父のとこに持って来て義父が気に入り
    出資したけどこんな凄い人になるとは思わんかった言うてたわw

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  2. ホントに。何かのヒントになればいいのですが笑
    孫正義氏の本に書いてありましたが、アメリカの大学在学中に教授や先生などにアルバイト代を払って発明したのが翻訳機みたいですね。そこまで出来る情熱の持ち方が凄い。
    今、タリーズの松田公太さんの本読んでますが、同じような感じです。
    やっぱり何かを達成するための気持ちは人を動かすのでしょうか。

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