2010/04/23

HTC Desireの衝撃。

本日、話題のHTC Desireの実機をヨドバシカメラ新宿西口店にて触ってきたので感想を少し。

まずUI(ユーザーインターフェース)にビックリ。
DesireはGoogleが開発したOSであるAndroidを搭載した機種だが、台湾のメーカーであるHTCが端末を作ったためHTC senseという独自のUIが採用されている。
発表当初は「独自UIなんていらねーよー。シンプル is ベスト!でしょ。」とか思っていて否定的だったのだが実際に触ってみてビックリ。無駄なオプションどころか機種の魅力をより一層ひきたてている。
Home画面を指でつまむと起動中のタスクが一覧で表示されるのだが、この操作感はiPhoneよりもApple的。iPhoneはOS4.0でHomeボタンをダブルクリックすることによるマルチタスキングに対応するけれど、むしろこちらを採用した方がいいんじゃない?と思えるほど。
iPhoneOSに慣れすぎていて無いのが当たり前になっていたマルチタスキングだが、やはりあるのと無いのでは世界が違う。特に僕のようにWebサーフィンをしながらGoogle ReaderやTwitter、Evernoteなどを連動させたい人には必須ですよね。

UIが印象的過ぎて最初に書きましたが、次はデザインについて。
サイズはiPhoneとほぼ同じだけど、持った感覚で言うとDesireの方が横幅が短く縦長で持ちやすい印象だった。これはサイドのフォルムがスッキリしているのと、裏面のラバーコーティングのお陰だろう。
色は国内ではブラウンのみ。黒に近いダークブラウンなんだけど、これは好みがわかれそう。個人的にも重厚感のある真っ黒が欲しかった。

iPhoneとの一番の違いは前面の4つの物理キーと光学式トラックボール。
2年前にiPhoneを触ったとき、「もう物理キーは必要なくなる!」と宣言していたにも関わらず、やはりあったらあったで便利ですね。ボタンの位置など慣れたらどんどん使いやすくなりそう。
光学式トラックボールは初めて触れたのですが、使い道がイマイチわからなかった。これはおそらくiPhoneには無い一番の特徴なので開発者は試行錯誤の段階なのだろうが、上手く使ったアプリなどが登場する予感。要注目ですが、ブラウジング等する場合は今のところそんなにメリットを感じませんでした。

最初の所感としてはこんなところですが、ようやく「iPhoneじゃなくても良い機体」が出てきたのではないかという印象。今までのWindows Mobile機やAndroid機(Xperia含む)はiPhoneのワクワク感とサクサク感を体験した後にはとてもじゃないが乗り換えることが出来ませんでしたからね。

「よーし予約するぞ!」と気合いを入れたのですが、27日発売分はもう既に完売してしまい、次期出荷分はヨドバシ新宿では5月末~6月になるとのこと。なにそれ・・・
ということでどうしても27日に手に入れたいという人はキャンセルが出そうな大きな店舗をたくさんまわって運良ければ・・・って方法しか無さそうです。

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