2010/05/01

パーソナルインフラとライフスタイルクリエーション(中)

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・『カラダマネジメント術』


「自分のカラダをコントロールできなければ、自分の人生もコントロールできない。」 by.ビル・フィリップス


本田さんは10年程前までは人間ドックや健康診断もろくに行かない生活を続けていたというが、昨年ハワイで肺塞栓症にかかり1週間の入院を経て「カラダはインフラだよな。」と改めて思い知らされたと語る。現代のビジネスパーソンに必要な3つの要素は「IT、英語、お金」と言われているが、その前提にカラダの健康があり、そのために身につけるべきことは「カラダマネジメント術」という。自分のカラダが健康状態にない限り、自分の満足は満たすことはできない。
歳をとる毎に増えていく「カラダ負債」を減らすためにやるべきことは以下の3つ。


①持久力を高める。
筋肉にはアウターマッスルとインナーマッスルがあるが、アウターばかりを意識して鍛えても見栄えは良いが使えない筋肉になってしまう。使える筋肉をつけるにはインナーを鍛える意識をするべきだろう。ここで重要なのは使えるカラダを意識して作っていこうということ。カラダを鍛えて持久力をつければ、多少の事でも乗り切ることができるし余裕を持って様々なことに取り組める。
本田さんの知り合いでトライアスロンに熱心に取り組んでいる55歳の元CEOの人がいるらしい。人生を豊かなものにするために「トライアスロンは将来への投資だ。」と意識を高くしているし、「5年続ける。」と言っているそう。
本田さんの見解では「凄い人(エグゼクティブや企業経営者)ほどトライアスロンなどの競技に取り組んでいる。」としており、持久力とビジネスは密接に関係していると述べている。


②メンタル力を高める
スポーツの世界では良く言われることだが、ビジネスの世界でも同じこと。メンタル力を高めるのに必ずしなければいけないことは「矢面に立ち、自分に負荷をかける。」ということ。
上場企業の経営に関わっていたとき、会社ではトラブルが多発。しかし一度乗り越えてしまうと「なんだこの程度のことだったのか。」と毎回のごとく思ったらしい。そんな実体験を本田さんは述べていた。
何か壁があったら「トレーニングだ!トレーニングだ!」と楽しむようにしよう。そうすればメンタル力は自然と高まっていく。


③健康維持力をつける
自分の親族・血縁の人が過去にどんな病気になったのか、意外に皆知らない。親族・血縁の人の治療状況を知ることで、自分にもかかりやすい病気はどれなのかを知ることが出来る可能性が高まる。いざ自分が病気になった際、医者への説明もより具体的に出来て悪性の部位が見つかりやすくなるかもしれない。まずは親族・血縁の人の治療状況を知ろう。
また、やはり医者の友人がいたら安心度は上がる。知り合う機会があったら意識しておくべき。もちろんコントリビューション(貢献)は忘れずに...


以上3つがカラダ負債を無くすためにやるべきこと。
「カラダマネジメント術」を身につけてしっかりとしたパーソナルインフラを作り、その上にスキルを乗せていくようにするべきですね。




〜つづく〜


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